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企業が大量採用を行う理由とは?新卒・中途採用をあわせて解説
こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!
現在の日本は少子高齢化が進み、企業にとって人材不足は大きな課題です。
また、新しい事業の拡大、企業の発展のためには多数の優秀な人材が不可欠となります。
大量採用を行うことでこれらの問題を解決できると考えられますが、具体的なメリットやデメリットが気になる採用担当者もいます。
本記事では新卒と中途採用それぞれの大量採用のメリット・デメリットやおすすめの方法について解説します。
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目次
大量募集をする理由は、企業によりさまざまです。その中で3つの事例について解説します。
退職や欠員による人手不足が大量募集の理由の一つです。
募集の時期は人手が減ることを見越して、あらかじめ大量募集することもあれば、欠員が出ると分かった時点で大量募集をかけることもあります。
大量採用しておくことで、急な欠員や早期退職、内定辞退などがあっても対応しやすくなります。
特に大企業の場合、業務拡大に伴う人材確保で大量募集する傾向にあります。
新たな拠点の設置、新事業の開始、海外への移転など、さまざまな業務拡大により各部署から人材を引き抜くと企業全体で人材不足に陥ります。
不足する人材を確保するために大量募集をかけるだけでなく、新拠点で働く人材をまとめて大量募集することもあります。
次世代を育てるために大量の募集をかけて人材確保することもあります。
一度に大量採用することは、人件費を始め多くの経費がかかることがデメリットです。
しかしその反面、新人教育や研修をまとめて行えるため、人材育成の経費がおさえられて結果的にコストカットにつながるメリットがあります。
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企業が新卒採用を大量募集する背景について解説します。
「就職四季報2022」により発表された「新卒を多く採用する企業」の上位は以下のとおりです。
新卒採用数が多い会社(2021年卒)
1. スギ薬局
2. 三菱電機
3. 富士通
4. パナソニック、大和ハウス工業、富士ソフト
参考:東洋経済ONLINE 「コロナ禍でも新卒を多く採用する会社」TOP300
このように新卒採用を大量採用する企業は、電気機器会社など規模の大きな企業が行う傾向にあります。
大企業が大量採用する理由は企業の規模が大きいほど、退職者や転職者といった欠員が多くなりがちで多くの人材を必要とするからです。
そういった人材不足に備えて採用数を増やし欠員が出ないように考慮されています。
大企業は業務の種類が多く、また次々と事業の拡大を展開していくため常に人材は必要となります。
積極的に事業展開をしている企業は、今後を見据えて人材を確保しなくてはならないため、欠員不足の問題を防ぐためにも大量採用をする必要があります。
業務の種類が多く、今後も展開していく企業にとって大量採用は欠かせない取り組みの一つです。
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新卒採用で大量募集するメリットは主に3つ考えられます。
新卒採用を大量に行うことで適材適所の人員配置が可能になります。
少人数の採用をした場合は採用時の評価にズレが生じてしまうと、採用後の社員と企業にミスマッチが生まれます。
評価にズレがあることで社員に合った配置ができず、ポテンシャルを発揮することが難しくなることが問題です。
一方、多くの人材を確保できる大量採用は、多様な特性を持った人材が揃うため、それぞれのポテンシャルに合った部署へ配属できます。
適材適所な配置ができれば、個人の能力を発揮しやすくなるため、企業の成長にも繋げられます。
大量採用をすることで採用コストの引き下げが期待できます。
採用にあたり募集をかけることで、企業は多くの費用を負担しなければなりません。
求人サイトへの掲載や合同企業説明会など、採用活動を進めていくだけでも何十万円~数百万円もの採用コストがかかります。
大量採用をすると、採用活動自体の回数が減り、全体的な採用コストの経費削減につながります。また、一度の募集で通常よりも多くの人材を採用するため、一人あたりの採用コストも低くなることがメリットです。
社員採用に関する費用の平均コストなど、詳しく知りたい方は「社員採用にかかる費用の平均額とコスト削減のコツを解説(中途・新卒)」をご覧ください。
日本は、今後も少子高齢化の問題が深刻化していくことは明らかです。
その中で大量採用をすることは、将来を見据えた人材確保として人手不足のリスク回避につながります。
特に、新卒採用は現在すでに売り手市場となっているため、先手を打っておくことで今後ますます深刻化していく少子高齢化問題の対策になります。
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新卒の大量募集にはメリットもありますが、デメリットもあります。どちらも正しく認識した上で、新卒の大量採用を進めていきましょう。
大量採用は、採用人数が多くなるに比例して、全体的なコストも増加していきます。
求人募集から選考、内定、内定後の研修など、採用人数が多いほど手間や時間がかかるため、コストが大きくなる点がデメリットです。
しかし、長期的に見れば人材不足の解消ができ、また何度も採用活動を行うよりも経費はおさえられます。
大量採用の場合、一人ひとりの学生に割く時間や人材・金銭的コストに限界があります。そのため、個別の対応がしづらく関係性が希薄化しやすい点がデメリットです。
学生に対して個別にフォローする時間が足りなくなると、学生自身も不安がつのってしまい、企業に対して満足感が下がってしまう可能性も出てきます。
そういった不安感は内定辞退につながるため、企業が大量採用を行う時には注意が必要です。
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大量採用は新卒だけでなく、中途採用時にも行います。中途採用の大量募集のメリットについてご説明します。
中途採用時に大量募集をすることで多様化が生まれます。
中途採用者はさまざまな経歴や経験、スキルを持っていることが特徴です。特に、業務拡大や新規事業立ち上げなどをする際には、中途採用者のスキルを企業に活かすことができます。
少人数採用では、自社の求める人材とマッチしないまま採用してしまった場合、その社員のポテンシャルを活かすことが難しくなります。
大量採用は多数の人材を採用しているため、即戦力とならない人材でも教育する時間を十分に確保できる点がメリットです。
新卒採用時の大量募集と同じで、中途も大量に採用することで一人あたりの採用コストを引き下げられます。
求人サイトへの掲載や企業説明会などを行えば、採用コストがかかることは避けられません。
しかし、大量採用で一度にたくさんの人材を採用すれば、求人媒体の利用回数や説明会の開催数を減らすことができます。
このように大量採用は全体的な採用コストを削減できるため、一人あたりのコストも引き下げることが可能です。
一度に採用すれば研修や教育をまとめて行えるため、研修にかかるコストも削減できます。
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中途採用で大量募集をする際も新卒同様、デメリットがあります。しっかりと確認した上で採用活動を進めるようにしましょう。
「離職することを見越して大量採用する」といった理由で大量募集を行うと応募者から「離職率が高い」というイメージを持たれる可能性があります。
離職率が高いということは早期退職をする人が多い、いわゆるブラック企業のイメージにつながります。
早期離職や転職といった人材不足の予防のために大量採用を行う企業は多いですが、求職者に「労働環境が良くないのではないか」と不安を与えることもあるでしょう。
大量採用を行う際は、マイナスイメージを与えないよう人材を大切にしていく姿勢が重要です。
大量採用を行うと、応募者一人ひとりにかけられる時間には限界があります。
そのため、選考時の関わりや内定後のフォローが感じられず「企業が自分をしっかり見てくれている」と応募者が感じにくくなってしまいます。
関係が希薄になると、内定辞退されるリスクが高まるため、大量採用を行う際にはしっかりとフォローを行うことが重要です。
中途採用に応募する人材は、これまでの経験から企業を見る目が鋭くなっていることを理解して、誠実に対応しましょう。
社員採用に関わる内定辞退の対策は「【これで防げる!】内定辞退の理由と対策を紹介」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
大量採用を目的とする場合、本来の採用基準には達していない人材まで確保するケースも考えられます。
人材の質を妥協して採用すると、入社後のミスマッチにつながり、結果的に早期離職者も増えるでしょう。早期離職の社員が多くなると、「離職率が高い=ブラック企業」というイメージを持たれる可能性があります。
しかし、大量採用は他にも中途採用の社員が多数いるため、ミスマッチで即戦力にならなかった人材でも、教育研修の時間を設けることが可能です。
採用時に応募者が意欲的かどうかも判断し、早期離職を防ぐためにも適切な研修や教育を行っていきましょう。
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新卒と中途、それぞれの大量採用のメリット・デメリットが分かったところで、大量採用のおすすめの方法をお伝えします。
以下の方法を参考に、効果的な大量採用を行っていきましょう。
まずは新卒採用における大量採用のおすすめの方法です。
まずは自社の存在を知ってもらうことから始めます。主に以下の方法が新卒へのアピール方法です。
新卒紹介ナビでは、大手サイトのリクナビやマイナビは最低限利用するようにしましょう。多くの学生がこの2つのサイトを利用して就職活動を行うため、一度に多くの学生に自社の存在を知ってもらえます。
合同企業説明会に参加することで、自社に関心がなかった学生にも興味を持ってもらうことができます。
合同企業説明会は、あらかじめ特定の企業に関心を持って参加することもありますが、「気になる企業があれば話を聞いてみよう」と思う学生も多いです。
そのため、合同企業説明会は、リクナビやマイナビなどの就職サイトでは出会えなかった学生に自社をアピールする絶好のチャンスになります。
学校での説明会は合同企業説明会同様、もともと自社に関心のなかった学生にアピールするチャンスとなります。
学校で行われる説明会に参加する学生は、真面目なタイプが多い傾向にあり優秀な人材と出会える可能性もある点がメリットです。
説明会を効果的に行い、学生に企業のイメージを伝えていきましょう。
就職活動中の学生は、さまざまな企業の説明会に参加しているため、一つひとつの企業の情報を明確に覚えているわけではありません。また一度の説明会で伝えたい内容を全て伝えることは難しいです。
例えば、選考を進めていく過程で改めて説明会や社員に相談できる交流会を開催してみましょう。再度説明会があることで学生に企業イメージを強く伝えられます。
特に、相談や質疑応答など学生からの疑問に答える場があると、学生からより関心や理解を得られるでしょう。
離職率やその理由など、あまり公にされない情報を伝えることで信頼感も得られます。このように合同説明会だけでなく、効果的な説明会を開催してみましょう。
大量採用を行う場合、応募者一人ひとりにかけられる時間は限られているため、見極めや応募者対応が十分にできないことも多いです。
効率よく選考を進めるには、適性検査などのツールを導入すると良いでしょう。また、採用代行の利用も効果的です。
採用代行を利用することで、募集から内定までにかかる採用工程の中で委託したい業務を外部に任せられます。
事務的な作業を外部委託することで、学生とのコミュニケーションの時間を設けられるため、関係性構築にも役立つでしょう。
採用後は内定に至った経緯を丁寧に伝えるようにしましょう。
大量採用している企業に対して学生は「とにかく大量に採用したいから自分にも内定が出たのでは?」という思いが少なからずあるはずです。
そのような不安は入社後の不安にもつながりやすくなります。「あなただから選んだ」という思いを学生に伝えるために、内定に至った経緯や面接のフィードバックなどを丁寧に伝えましょう。
なぜあなたを採用したのか、自社にとってなぜ必要なのかと言った思いが伝わることで学生の不安は払拭されます。
新入社員にとって、同期の存在は仕事をしていく上で心の支えとなります。
そのため、同期との関係性を向上させておくことは早期離職や転職防止にもつながります。
しかし、大量採用では同期となる社員が多すぎて、一体感を感じにくくなる点がデメリットです。
同期全体で交流する機会も大切ですが、より関係性を築くためにも、少人数での交流の場を設けておきましょう。
地域別、事業別、職種別など入社後に一緒に働く同期同士の親睦会を開催し、仲間意識を高めるようにすることがおすすめです。
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次に中途採用における大量採用のおすすめの方法についてお伝えします。
中途採用で大量募集を行う場合は主婦層とリストラ社員をターゲットにしてみましょう。リストラ社員は、今後の生活に向けて早く就職したいと考える傾向があるため、求人募集の条件が全てマッチしなくても応募し、入社する可能性が高いです。
もちろん、リストラの理由や応募者の人柄は十分に確認する必要はありますが、社会人経験があることから、部分的でも自社とマッチする経験やスキルがあれば即戦力になるでしょう。
また、リストラ社員は生活がかかっているため、長期的に働く可能性が高い点もメリットです。
主婦層は「家計のため」「子供の教育資金のため」など、ある程度明確な収入金額の目的があるので、長期就労を期待できます。
結婚や出産、夫の仕事の都合で一旦仕事から離れていることが多く、社会復帰をめざして仕事への意欲がある方も多いです。
そのため、即戦力となる人材を確保できると期待できます。
求人はWEB媒体を利用して24時間体制で行いましょう。
紙媒体の求人にも効果はありますが、やはり掲載できる情報に限りがあり、目に触れる機会もWEB媒体に比べて少なくなります。
WEB媒体なら求職者が求める情報を網羅でき、時間や場所を問わずいつでも閲覧できます。中途採用者の中には仕事を続けながら就職活動を行っている人も多いため、いつでもどこでも情報を確認し、応募できるWEB媒体の方が効果的です。
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大量採用を行うことで少子高齢化の対策になり、また豊富な人材を活用して企業の発展にもつながります。
内定辞退のリスクや早期退職のデメリットも考えられますが、コストの削減や適材適所な人材配置など、それ以上にメリットがあります。大量採用を考えている人事の方は検討してみてはいかがでしょうか。
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