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採用サイトの企画書の作り方とは?稟議を通すための企画書のコツを解説

2023/12/11

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採用サイトの企画書の作り方とは?稟議を通すための企画書のコツを解説

こんにちは。求人広告代理店・採用代行の「株式会社ONE」です!

採用サイトの企画書について、お悩みではありませんか。稟議を通すためには、企画書の構成などに必須項目を盛り込み、内容もテーマを絞ることが必要です。

この記事では、多くの求人サイト制作の経験を持つ私たちが厳選した「稟議を通すための企画書のコツ」をご紹介します。さらに、企画書・提案書の作成時に役立つサイトも詳しく解説します。

ぜひご一読いただき、自社の採用サイト制作の企画書を作る際の参考にしてください。

【1】採用サイトの企画書の構成

採用サイトの企画書の構成は、制作することで得られるメリットを明確にする必要があります。

具体的なメリットをイメージしてもらうには、

  • 採用サイトの制作を行う必要性を理解してもらう
  • 現状の課題を分かりやすく伝える
  • 採用サイトを制作する費用や期間を伝える

の3点を伝えることが重要です。

以下に、採用サイト制作の企画書に盛り込むべき必須項目についてご紹介します。

1-1企画書の概要

まずは、企画書全体の要約を作成します。
社長や上司が忙しい場合、企画書のすべてに目を通してもらえる可能性は低いです。そのため、一目でわかるように概要を1ページにまとめましょう。概要をまとめることによって、スムーズに制作を進められるほか、完成したサイトがイメージと乖離するリスクも防げます。

1-2採用サイト制作の目的

次に、採用サイトを制作する目的を記載しましょう。

たとえば

  • 応募数を増やしたい
  • サイト上での資料DLを増やしたい
  • サイト経由で自社の採用につなげたい

などです。

採用サイトを制作して実現させたいことを記載することで、制作の目的を明確にできます。

その際、なぜ採用サイトの制作を行う運びになったのか、背景や理由についても触れておきましょう。

というのは、

  • テレアポの営業では新規案件が取りにくくなった
  • 競合が採用サイトを制作して急成長している

といった背景や理由を記載することで、採用サイトを制作する必要性がアピールできます。

なお、「デザインを新しくしたい」といったものは、手段であって目的ではありません。
採用サイトに掲載する背景や理由には、自社の競争環境や事業上の運営に関する事象と連携したものが良いでしょう。

また、誰に向けてアピールをするのかターゲットを定めることも重要です。
営業部の方からヒアリングを行うなどして、具体的なターゲットを明確にしておきましょう。

1-3自社採用サイトの課題・分析

自社の採用サイトを分析し、課題を明確にします。

具体的には

  • 自社採用サイトの現状
  • 社内メンバーからの課題
  • 自社採用サイトの課題分析

といったポイントをおさえると伝わりやすいでしょう。
Googleアナリティクスなどのツールを活用し、数値に基づいて現状を伝えられると説得力が増します。

社内メンバーからの課題

採用に関する社員の困りごとを事前にヒアリングして、社内メンバーからの課題を記載することもおすすめです。普段の業務で、採用サイトが充実していないことで生じているデメリットをしっかり伝えましょう。

具体的な例は

  • 自社サイトが採用につながらない
  • プレスリリースを発信するのに手間がかかる
  • 制作会社に依頼してアップしてもらうため、反映されるまで時間がかかる
  • 採用サイトに積極的にコンテンツを掲載する仕組みがない

などです。

自社の採用サイトの課題

社内メンバーからの課題のほかに、自社の採用サイトの課題も掲載しましょう。

実際に自社サイトを見た時に

  • 文字が小さい
  • 説明がない
  • 会社の強みがわかりにくい
  • 魅力的なキャッチコピーがない

といった「わかりにくい」「使いにくい」と思ったポイントを列挙します。

1-4予算・スケジュール

社長や上司に報告する際には、予算とスケジュールを伝えることが不可欠です。
そのため、採用サイトの制作にかかる期間と費用を把握しておくことが求められます。
すでに制作会社から見積書をもらっている場合は、見積書も企画書に添付しておきましょう。

ただし、採用サイトの制作費だけでは情報が不十分なため、

  • 公開後の採用サイト運営にかかる費用
  • コンテンツの追加にかかる費用
  • (CMSなどのツールを使用する場合)ツール使用料

といったプロジェクト全体の予算も記載することが必要です。

1-5採用サイト制作後の目標

採用サイトを制作した後の目標を記載しましょう。目標は数値で表し、グラフなどで記載するとわかりやすくなります。

採用サイトに関する数値には

  • 応募数
  • 資料DL数
  • 訪問(セッション)数
  • ページ閲覧数
  • サイトを見ていた滞在時間
  • 直帰率や離脱率

といったものがあります。

1-6参考事例

採用サイトを制作するために掲げる目標が、達成する可能性が高いことをアピールしましょう。説得力を高めるためには、他社の事例を掲載することがおすすめです。

たとえば、「採用サイト 成功事例」というキーワードで検索すると、多くの事例を探せます。自社の業種や業態に合った事例を選び、参考にしてみましょう。

関連ページ:【2023最新版】面白い採用サイト20選!解説つき

1-7制作会社の見積書・提案書

すでに制作会社から見積書や提案書をもらっている場合は、企画書に添付しましょう。
見積書だけでは成果物のイメージが伝わりにくい場合があるため、それを補う提案書もセットで提出することをおすすめします。
提案書には、見積書だけではわからない項目の説明や、目的を共有するなどの役割もあります。
提案書や見積書が多数ある場合や、情報量が多い場合は、比較一覧表を作成しておくと分かりやすくなるでしょう。

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【2】企画書の作成時のポイント

採用サイトの制作にあたり、企画書作りにはいくつかの留意すべきポイントがあります。

企画書を作成する際は

  • 簡潔にまとめる
  • 数字も使い定量的な目標を掲げる
  • 専門用語を入れすぎない
  • 採用サイトの制作費の相場を理解しておく
  • 目次をつける

ことを意識して作成しましょう。

2-1簡潔にまとめる

伝えたいことが数多くあるからといって、書きすぎるのは逆効果です。
採用を目的としたサイト制作なら、採用につながる簡潔なトピックに絞りましょう。

たとえば、

  • サイトで採用活動をする理由
  • 採用における現状の課題
  • サイトで採用したい人数

などです。

よくあるミスに「採用に力を入れたいが、ブランドを感じさせるサイトデザインにしたい」などといったものがあります。こういった場合、テーマの焦点がぼやけてしまいますので、注意が必要です。

2-2数字も使い定量的な目標を掲げる

目標や課題は、できるだけ数値で表現しましょう。というのは、具体的な数字を入れることで実現の可能性が見えてくるため、通りやすい企画書になるからです。

Googleアナリティクスなどの数字を使い

  • 現状の3万のPVを5万PVにする
  • 直帰率が90%もあるのが課題
  • サイトの滞在時間を2分から4分に増やす

といった、数字で評価できる目標を掲げると良いでしょう。

2-3専門用語を入れすぎない

提案する相手は、サイトの制作に関する専門知識がない場合も多いでしょう。
有意義な企画書を作っても、専門用語が多すぎて相手に伝わらない場合は、企画書の意味がなくなります。

専門用語を控えることで、プレゼンテーションの専門知識がない人にも理解しやすくなり、共感を得やすくなります。また、シンプルで親しみやすい表現を用いることで、誤解を減らし、円滑なコミュニケーションにつながります。したがって、企画書を作成する際には専門用語を入れすぎず、分かりやすさを重視しましょう。

2-4ホームページの制作費の相場を理解しておく

採用サイトの制作に関する知識がない人から予算を取り決める場合、金額に対する疑問や指摘が入ることがあります。

たとえば、「その金額は安いのか、高いのか?」といった価格に対する疑問に備え、予算の相場感を把握しておく必要があります。他にもコストが低い業者がいる可能性があるとの指摘に備え、企画書に合った適切な価格を見極めることが重要です。

また、「最近の採用サイトは◯万円で制作できるらしい」といった指摘がある場合、その情報がどのような条件や品質基準に基づいているかを確認する必要があります。

このような金額に対する疑問や指摘に備え、検討している予算が「相場に対してどれくらいなのか」をチェックしておくことが重要です。

採用サイトの制作費用についてはこちらで解説しております。
採用サイトの制作費用は?料金ごとの特徴を徹底比較!

2-5目次をつける

ページ数が多い場合は、企画書の最初に目次をつけると便利です。
忙しい人に見せる場合は、重要な部分しか見てもらえない可能性が高いため、目的のページにすぐにたどり着けるようにしましょう。

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【3】企画書の作成まで協力してくれる制作会社に依頼する

採用サイト制作会社のなかには、企画書の作成や稟議を通すための施策に協力する営業担当者もいます。企画書の作成に困っている場合は採用サイト制作の営業担当者に協力を依頼するのも、ひとつの手です。

すべての営業担当者が企画書の作成に協力するわけではありませんが、一度尋ねてみることをおすすめします。

営業担当者がどのような形で協力するのかを紹介します。

求人広告代理店ONEでは、採用サイトの制作を承っております。
企画からデザイン、サイト構築までワンストップでご提供しているため、採用成功に向けたトータルサポートが可能です。オーダーメイドからテンプレートを使用した格安プランもご用意しております。詳しくは、「ONE採用サイト制作」をご覧ください。

3-1見積書の項目を説明してくれる

企業によって、見積書のなかで使われる名称が異なるケースがあります。相見積もりを取った際に、企業ごとに項目の名称が異なると価格比較をしづらくなります。

採用サイト制作会社の営業担当者の協力があれば、ひとつの見積書の項目が他の見積書のどれにあたるのかの説明を聞くことができます。

そうすることで各社のサービスと費用がしっかりと整理された企画書を作ることが可能です。

3-2決裁者への説明を担当してくれる

決裁者によって決済の判断軸や聞きたいポイントは異なります。採用サイト制作に明るくない場合は、決裁者への説明に苦労する可能性もあるでしょう。

しかし、採用サイトの知識が豊富な営業担当者であれば、決裁者への説明をスムーズに行うことができます。

採用サイト制作会社の営業担当者が協力的な場合は、決裁者へのプレゼンの場に参加してくれないか打診してみましょう。

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【4】企画書・提案書の作成時に役立つサイト

最後に、企画書・提案書を作成する際に役立つサイトを3つご紹介します。
わかりやすい資料を作るには、デザインやカラーバランスも大切です。以下のサイトは、実際に企画書や提案書を作成する時に参考になるでしょう。

4-1SlideShare

SlideShare

SlideShareは、世界最大のビジネス向けSNSである「LinkedIn」が提供する資料共有サービスです。
国内外の提案資料と企画書スライドを多数閲覧できるサイトで、日本語のものも豊富です。
トップページに掲載されている、その日の人気のスライドはデザイン性が高く、ひときわ人目をひきます。人気スライドは英語が多いものの、数字や図表の使い方は十分参考になります。
サイトの検索窓に「採用」「提案」「資料」「企画」「プレゼン」などのキーワードを入力して検索すると、関連資料が見つかります。プレゼンテーション・書類・インフォラフィックスの中から、ファイルの種類も選べます。

参考:SlideShare

4-2alle(アレ)

alle(アレ)

alleは、日本語のスライドや提案資料・企画書スライドを集めたポータルサイトです。
採用に関する企画書はありませんが、デザイン性の高い企画書が数多くアップされています。
そのため、企画書や提案書のレイアウトやデザインに悩んだ際に参考になります。

閲覧できるスライドのジャンルは

  • デザイン/UI&UX
  • プログラミング
  • マーケティング/グロース
  • 組織運営/働き方
  • 企画書/プレゼン

の5つです。

見やすい提案書の書き方をまとめたスライドもあるため、デザインだけでなく基本的な書き方やコツを知りたい時にも役立ちます。

参考:alle

4-3Pinterest

Pinterest

Pinterestは、アメリカ発の画像収集・共有サービスです。
おしゃれな画像を検索するのに適しているサイトですが、提案資料や企画書も数多くまとめられています。デザイン性の高いスライドが多いため、デザインや配色を考える際の参考になるでしょう。
ログインして「採用 企画書」などのキーワードで検索すると関連資料が表示されます。気に入ったものや参考になる企画書を自分でまとめて、スクラップブックを作ることもできます。

参考:Pinterest

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【5】まとめ

採用サイトを制作するための企画書の構成は

  • 概要
  • 制作目的
  • 課題・分析
  • 予算・スケジュール
  • 制作後の目標
  • 参考事例
  • 制作会社の見積書・提案書

が必須項目です。

また、企画書の作成する際は

  • 簡潔にまとめる
  • 数字を使って具体的な目標を示す
  • 専門用語を避ける
  • 制作費の相場を理解する
  • 目次をつける

といったポイントをおさえましょう。

企画書作成にはSlideShareやalle、Pinterestなどのサイトが参考になります。これらのサイトも活用してデザインやアイデアを取り入れ、企画書を充実させましょう。

採用サイトを制作する目的や制作の具体的な手順、サイトに掲載するべき情報についてはこちらで解説しております。
採用サイト制作のポイントと作り方!具体的な手順や掲載するべき情報も紹介!

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監修・執筆:ONEライターチーム

監修・執筆:ONEライターチーム

こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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