中小企業必見!採用サイトの社員紹介・インタビュー制作のコツ

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中小企業必見!
採用サイトの社員紹介・インタビュー制作のコツ

2023/10/31

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近年、さまざまな求人広告があり手軽に利用できることから、求人メディアの利用が採用活動の主流となっています。

しかし、採用市場は人材不足による激しい採用難に陥っており、満足できる採用活動が行えていないという企業様も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが応募増加や早期離職の低減を目指すことができる“自社採用サイト”の活用です。

ここでは人材採用にお困りの中小企業のために、自社採用サイトの重要性・活用法をご紹介しています。

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効果の出る 採用サイトの特徴とは?

[1] 採用サイトとは?採用ランディングページ、採用ブログとの違い

現在の求人市場は求職者の数より、求職者の数が多くなる「売り手市場」であり、業界問わず人手不足に陥っている企業が増えています。

特に中小企業はその傾向が強く、2019年春卒業の新卒は求人倍率が9.91倍と、過去最高を記録しました。(参照:「大卒求人倍率調査」リクルート調べ) もちろん、新卒採用だけではなく、中途採用やアルバイトも同様です。

人材の採り方がわからずに苦戦している企業様には、ぜひ採用サイトの作成をおすすめします。

1-1採用サイトとは?

採用サイトとは求人募集のために作る専用のウェブサイトのことです。

“採用に特化した情報”だけを掲載するため、扱っている事業や商品などを宣伝する自社ページとは別に設置します。

掲載する情報は、

  • 求める人材を探すための「募集要項」
  • 働いている従業員の「インタビューページ」
  • 会社の思いを伝えられる「社長・代表メッセージ」
  • 求人広告では伝えきれない「事業内容・将来の展望」

など、様々な情報で求職者に対する訴求を行います。

採用サイトはターゲットとなる求職者に合わせて適切な情報を提供できるため、他の媒体以上に理解を深めることが可能です。

1-2求職者の8割以上が採用サイトを閲覧してからエントリーしている

実は、80%以上の求職者が応募の前に採用サイトを閲覧していることをご存知でしょうか。

就職活動や転職活動をしている求職者は、
最初に求人広告などを閲覧し求人をチェックします。

気になる企業があった場合、すぐにエントリーはせずお気に入り登録やブックマークをします。そして、インターネットを使いどのような企業なのか、どんな評判があるかをチェックします。これらを一通りチェックし「良さそうな会社」だと思った時に初めてエントリーを行います。

エントリー前だけではなく、エントリーした後や、内定を取った後など、何度も企業サイトや採用サイトをチェックし選考を受けるか、入社をするかを決めるのです。

文字数や写真数などに制限がある求人サイトとは違い、全く制限のない採用サイトは、不安を解消しようと何度もサイトに訪れる応募者の意欲を高め、理解を深めるためのツールとして最適なのです。

1-3採用サイトでの集客に成功すると“数+質”両面の改善につながる

採用サイトは、人気のある大手企業ではなく、知名度の低い中小企業にこそ効果のあるツールです。

例えば、そもそも知名度が高く人気の企業であれば「信頼感」や「安心感」がすでにありますので、求人が気になれば迷わず応募をするでしょう。

しかし、中小企業の場合、応募者は会社名すら知りません。
求人広告等を見て「いいかも!」と思ってもまだまだ半信半疑です。

その状態で「安心感」を得るためにインターネットで検索します。

社名を検索したときに採用情報が少なかったり、長い間更新されていなかったりすれば「不信感」が生まれ、どれだけ求人広告が魅力的であったとしても応募には至りません。
逆に、丁寧に作られた採用ページが出てくれば「安心感」が生まれ応募につながる可能性も上がります。

このように、知名度が低い中小企業こそ採用サイトを導入し、集客力・質の向上などを行うべきです。

採用サイトの集客を成功させるポイントは以下の2点です。

【POINT1】

web検索や求人広告から流入した求職者は、貴社で働くことに興味を持った潜在層あり、より多くの情報を求めて採用サイトを訪れます。
そのため、採用サイトで仕事内容や求める人材、企業・従業員の雰囲気をより詳しく解説しましょう。

【POINT2】

採用するだけではなく、従業員を長く定着させるためには、採用前に仕事内容や働き方に対する理解を深めておく必要があります。
そのため、採用サイトでは目先のメリットだけではなく、長期的な視点で情報を準備し、あらかじめ自社について理解できるように設計しましょう。

以上のような点に注意することで、採用サイトの効果を高めることができます。

1-4採用サイトと採用ランディングページ、採用ブログの違い

採用サイト、採用ランディングページ、採用ブログなどは採用活動をしていれば耳にすることの多い採用ツールです。
これらは似ているようで目的やメリット・デメリットが大きく異なります。

採用LP(ランディングページ)

採用LP(ランディングページ)は1ページで募集内容や社員紹介など応募者への訴求を完結させたものを指します。
求人広告等に掲載する際に合わせて利用されることが多く、採用サイトがない場合に応募者を誘導するために制作されます。

採用LPはページ数が1枚なので、コスト的にも比較的安価で、制作時間も短く済む点が特徴です。

採用ブログ

採用ブログは人事や採用担当等が会社の情報発信をテーマに運営するブログです。
あくまでブログですので頻繁に更新することを前提に運用され、人事担当やその他の社員が交代で記事を書いたりして運用されます。

内容は直接採用に関係あるものというよりは、社内イベントや年間行事の様子などが中心で、ランチの風景やプライベートでの交流等がテーマになることもしばしばです。

採用サイト

採用サイトは採用情報を発信するために構成された採用専門サイトのことです。
通常のウェブサイト同様、トップページの配下に様々なコンテンツページが用意されます。

内容は採用に特化したもので仕事を探している方が理解を深められるように構成されます。
また、ページも複数にわたり情報量も多くなるのでSEO(検索対策)にも強く、上位表示させやすいという点も特徴です。

このように採用LP、採用ブログ、採用サイトは似ているようで内容や目的は大きく異なります。

以下にそれぞれのメリット・デメリットについてまとめていますのでご確認ください。

  採用サイト 採用LP
(ランディングページ)
採用ブログ
メリット ・情報が多い
・SEO(検索対策)に強い
・手間が少ない
・すぐ制作できる
・(更新頻度が高く)トレンドを抑えた発信ができる
デメリット ・コストがかかる
・制作に時間がかかる
・情報が少ない
・SEO(検索対策)に弱い
・更新頻度が高いため手間がかかる
・応募促進の即効性は低い

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[2] 採用サイトの目的をさらに理解して効果的なコンテンツを作る

採用サイトは目的を理解して運用することで、より効果を高めることができます。
求める人材を採用するために重要なことなので、サイトの制作を始める前に確認しておきましょう。

2-1応募率を向上させる

採用サイトは自社の魅力や詳細な情報を掲載することで、応募率を向上させる目的があります。

例えば、語学が堪能な方を採用したいと思っていた時、求人広告では文字数が限られているため「英語ができる方歓迎!」等といったありふれた文言になってしまうことが多いです。

しかし、スペースに限りのない採用サイトであれば、一ページ丸ごと英語で作ってしまうといったことも可能となります。
本当に英語を生かして働きたいと思っている方であれば「英語のページがあるということは語学力を生かせそうだ!エントリーしてみよう」と応募までたどり着く可能性は高まるはずです。

このように、訴求したほうが良い情報を適切な形で配信することで応募率を向上させることが可能です。

2-2業務、職種などについて正しく理解を促す

複数業務や職種がある場合、1ページだけでは求職者にそのすべてを理解させることができません。

しかし、採用サイトならばページ数に制限はないため、複数職種でもそれぞれに合わせた適切な情報量を自由に与えられます。

例えば、一日の流れをテキストだけではなくイラストや写真と共に紹介したり、お客様に協力いただきインタビューを作成することで、仕事内容だけではなく、その仕事が生み出す価値まで伝えることも可能です。
このように、複数職種がある場合でもそれぞれの内容、魅力について正しく理解を促すことが可能になります。

2-3顧客に与えたいイメージと求職者に与えたいイメージを変えられる

採用活動では顧客と求職者のそれぞれに与えたいイメージが異なることがあると思います。
例えば、顧客には誠実で固いイメージを持って欲しいけど、求職者には明るく和気あいあいとしているイメージを与えたいという場合などです。

そんな時、コーポレートサイトと採用サイトを別に用意すれば、どちらも犠牲にすることなく正しく魅力を訴求することが可能になります。

2-4採用単価を下げられる

採用サイトを持っていればSEO(検索対策)やリスティング広告(検索連動型広告)を行うことで、有料求人媒体を利用せずとも採用活動を行うことができます。
自社サイトのみでの集客はWebマーケティングやライティングに関する知識が必要となりますが、実現できた場合、採用にかかる費用を大幅に削減することが可能です。

また、掲載毎に支払いが発生する求人広告とは違い、一度制作してしまえば半永久的に利用できるという点も採用コストの削減に繋がります。

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[3] 効果的な社員紹介・インタビューコンテンツの特徴

求職者に社内の様子や従業員の雰囲気、キャリアアップなどのリアルな情報を伝えるのに効果的なのが社員紹介・インタビューページです。

「若いうちから裁量をもって成長できます!」
と書いてあるよりも
「私は1年目から○○といった責任のある仕事を任されました。最初は…」
というように、顔写真ともに紹介されているインタビューの方が信ぴょう性を感じるものです。

社員紹介やインタビューコンテンツは求職者の理解を促し、不安を和らげる効果があるため必ず取り入れたいコンテンツと言えます。

では、効果的な社員紹介・インタビューページとはどのようなものなのでしょうか。

3-1求めている人物像が一目でわかる

まずは、どのような人物を求めているのかが一目でわかるコンテンツです。

採用サイトは自由度が高いため、デザイン、文章、写真など様々な要素の整合性を保つことが必要となります。
そして、これらの要素がうまくかみ合ったときに、ターゲットの心を動かし応募にまでつながるのです。

例えば、色使いは派手で明るい雰囲気なのに、インタビュー部分では
「コツコツと緻密に仕事ができる方が活躍しています。
特に読書が趣味で休日は自宅で本を読むことが多いなんて方にお勧めです。」
なんて書いてあれば、明るい雰囲気を希望している方も、コツコツ作業したいという方もどちらも不安に感じて応募しなくなってしまいます。

また、明るく行動力のある方からの応募を求めているにも関わらず、インタビューで登場するは勉強大好き、インドアタイプといった方ばかりでもターゲットからの応募を期待することができません。

効果の出るインタビューコンテンツでは、ターゲットが魅力に感じる一貫性のある内容であることが重要です。

3-2応募者の知りたい情報を網羅している

効果の出るインタビューページは応募者の知りたい情報が網羅されています。

インタビューで質問する内容や、インタビューページで掲載する内容は5W1Hに沿って検討することで応募者の知りたい情報を網羅することができます。

  • いつ、どんな志望動機で入社したのか
  • これまでどんな業務や現場でキャリアを歩んだのか
  • どんな人たち(顧客、メンバー、立場)と仕事をしてきたか
  • 業務の流れ、一日の流れ
  • どんな困難があったか、どんな成果をあげてきたか

このような情報が最低限、掲載したい情報です。

これ以外に、

  • 今後のビジョン
  • 年収や待遇の例
  • プライベートの過ごし方

等の情報があると、人となりも見えてくるのでさらに良くなります。

とはいえ、公開できる情報とできない情報があると思いますので、適宜検討していくと良いでしょう。

3-3文章だけではなく写真をうまく使えている

採用サイトでは写真のクオリティや使い方も重要です。
充実したテキストも重要ですが、社内や社員同士の雰囲気を伝えるためには写真の方が効果的です。

写真を効果的に使う方法は様々ありますが、まずは被写体をだれにするかという点を意識しましょう。
求人広告業界では定番ですが、ターゲットに近い人物を載せるというテクニックがあります。

例えば、20代前半の男性がターゲットなのにも関わらず写真が50代の女性ばかりでは、20代の男性がサイトを訪れたとしても応募しようとは思いませんよね。

このようなことにならないためにも、事前にしっかりと設計を行った上で使う写真も選ぶ必要があるということです。

効果的な社員紹介、インタビューコンテンツを作るためには以上のようなことを意識しましょう。

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[4] 採用サイトが逆効果に!?こんなコンテンツは採用効果を減らす原因に

逆に採用サイトに掲載するコンテンツ内容によっては、採用効果を減らす原因になってしまう場合もあります。

以下のような内容は、応募率の低下やミスマッチに繋がる可能性が高いので注意が必要です。

4-1実態とかけ離れている

採用サイトの演出に凝ることは、悪いことではありません。
しかし、あまりにも企業の実態と内容がずれてしまった場合、面接をした応募者や内定者の辞退に繋がる原因となります。

例えば、
実際の会社は築30年で古臭い雰囲気なのに、採用サイトは流行りのIT企業のようなデザインになっていれば、応募自体は増えるかもしれません。
しかし、面接に訪れた際、採用サイトと実際の雰囲気があまりにもかけ離れていたのではがっかりして辞退してしまうでしょう。

このようなことを防ぐために、自社の訴求するポイントはどこなのかという点を整理して過剰な演出にならないように注意する必要があります。

4-2抽象的な内容ではだれにも響かない

採用サイトで訴求する内容はターゲットを絞ったものでなければいけません。

例えば、求人広告等でも目にする機会の多い
「アットホームです」
「仲良く和気あいあいとしています」
「年齢も性別も関係なくみんな活躍しています」
といったありきたりな言葉では、興味は持ったとしても応募したい!入社したい!というところまでは発展していきません。

反対に、
「20代で起業を目指す方歓迎」
「うっとうしいくらい、手取り足取り教えます」
「これまでの営業経験を生かして年収1000万円めざしたい方歓迎」
このように、ターゲットを絞った内容にすると、万人受けはしませんが“しっくり”来る方からの応募は期待できるはずです。

採用サイトを訪れた求職者に対して、明確な志望理由をイメージさせられるようにコンテンツを考えることが重要です。

4-3情報が古い

採用サイトは求人広告と違い、自分たちが情報を更新していかないと情報はどんどん古くなってしまいます。

もし、面接に行った際に「ごめんね、採用ページは更新してなくて、本当は○○なんだ。」なんて会話があれば、一気に不信感が湧いてきて「騙された」という気持ちになってしまうでしょう。

また、webデザインやサイトに実装する機能にもトレンドがあるため、なるべく流行に合った状態の方が好ましいです。
採用サイトの内容を定期的にチェックし、必要な場合には更新・改修などの対応をしましょう。

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まとめ:自社の採用課題、応募者をイメージしたコンテンツ作りが重要

ここでは採用サイトの重要性、採用サイトを作る上で重要なポイントについて紹介しました。

採用サイトは採用活動に合わせて適切に作りこむことで、応募数を増やし、採用コストを下げられる非常に有用な採用ツールとなります。

  • 求人広告の応募促進がしたい
  • 入社意欲を高め、内定辞退を減らしたい
  • 従業員の早期離職を防ぎたい

こんなお悩みを抱えている企業様の中で、まだ採用サイトを持っていない場合は、ぜひこの機会に企業のホームページに加えて採用サイトの制作を検討してみてはいかがでしょうか。

求人広告代理店ONEでは、求人広告の掲載に併せて採用サイトの制作も承っております。
企画、サイト構築、運用までワンストップでご提供しているため採用成功に向けたトータルサポートが可能です。
オーダーメイドからテンプレートを使用した格安プランもご用意しております。
詳しくは、「ONE採用サイト制作」までお問い合わせください。

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監修・執筆:ONEライターチーム

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こんにちは、ONEライターチームです。私たちは人事・採用に携わる担当者様向けに様々なお役に立ち情報を発信しています。

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